現在、中古住宅を購入しようか迷っていませんか?
家の購入は一生に一度しかない大きな買い物だからこそ、購入した後に後悔はしたくありませんよね。
そこで本記事では、
- 中古住宅を購入する理由
- 中古住宅の購入で後悔したこと
- 中古住宅の購入で後悔しないためには
といった中古住宅の購入に関して解説していきます。
この記事を最後まで読めば、中古住宅の購入で後悔しやすい点や後悔しないための注意点が分かります。
中古住宅の購入に役立つはずですので、ぜひご一読ください。
中古住宅を購入する理由
中古住宅を購入する理由の中でも「新築よりも手ごろな値段で家が購入できるから」という理由が最も多いです。
新築住宅は高額であり、中々購入に踏み込めない方が多くいます。
一方で新築へのこだわりがなく、手ごろな値段で家を手に入れたい方は中古住宅を購入します。
また、同じ予算であれば、中古住宅を選ぶ方が「居住スペースが広い」「最寄り駅までの距離が近い」など、好条件の家に住むことが可能です。
このように新築住宅で購入するには高額で手が届かないような家でも、中古住宅になると価格は下がるので、購入しやすくなります。
さらに中古住宅は新築住宅に比べて低予算で購入できるため、リノベーション代やリフォーム代に充てることが可能です。
そして中古住宅をリノベーションやリフォームすれば、新築住宅同様の住宅環境を手に入れることもできます。
結果的に低予算で中古住宅を購入して、自分好みの家にしたり、DIYを楽しんだりする方も最近では増えてきています。
中古住宅の購入で後悔したこと
中古住宅を購入して、後悔する代表的なポイントは以下の5つです。
- 設備の面
- 間取りや部屋の広さ
- 費用面
- 思ったよりも老朽化していた
- 家族構成が変わった
購入前は気にならなかったが、購入してから中古住宅に不満を持つ方は多いです。
そして日々の不満がストレスになり、購入したことを後悔してしまいます。
そこで中古住宅の購入後に発覚して、後悔したポイントについて紹介していきます。
設備の面
中古住宅の購入後、最も後悔するのが設備の面です。
例えば、電気設備、ガス設備、給水排水設備、空調換気設備、冷暖房設備などがあります。
その中でも特に、照明器具のスイッチやトイレのポンプ、換気扇、エアコンなどでトラブルが発生しやすいです。
内覧した時は問題なく作動していたが、購入後しばらくしてから不具合が起きてしまうことが中古住宅ではよくあります。
購入した業者に問い合わせても、契約した時には不具合が起きていなければ、自費で修理するケースがほとんどです。
このように修理費用や修理対応の手間がかかり、中古物件の購入を後悔する方は多くいます。
間取りや部屋の広さ
中古住宅を内覧した時は気にならなかったが、実際に住み始めてみると間取りや部屋の広さに不満を持つ方もいます。
内覧時に生活のイメージがたとえできたとしても、間取りや部屋の広さに関しては、実際に生活してみないと分からないことも多いです。
そしてアパートやマンションであれば、間取りや部屋の広さに不満を持った時には反省を活かして、適した物件へと引っ越すことができます。
しかし中古住宅の場合は簡単に引っ越すことができないため、不満を抱えたまま生活しなくてはならず、後悔する方が多くいます。
またこのような不満は物件の価格や立地を最優先してしまい、間取りや部屋の広さは後回しにしてしまう方によく見られます。
費用面
中古住宅を購入すると基本的に住宅ローンを組み、返済していくことになります。
この返済期間は、約20〜35年ほどであり、継続して支払い続けなくてはなりません。
ところが「収入の減少」や「支出の増加」によって、ローンの返済が苦しくなり、購入したことを後悔する方もいます。
賃貸住宅であれば、家賃の負担を減らすために安い物件への引越しが可能です。
しかし、中古住宅のローンを組んでいる場合は簡単に引越しをすることはできません。
このように継続してローンを払い続けることに、精神的にも肉体的にも疲れてしまう方が多いです。
思ったよりも老朽化していた
中古住宅は新築住宅よりも安く、以前人が住んでいた物件です。
そのため、実際住んでみると想像以上に老朽化が進んでいるということがあります。
建物が腐食していたり、雨が降ると雨漏りしたりするなど、内覧時には中々気づくことができません。
特に中古住宅ではシロアリの被害が多く、気づけないまま入居を決めてしまうケースもあります。
築年数が長い物件であれば、定期的なメンテナンスや大規模な修繕が必要になります。
結局、家を購入した後に修理費用がかかり「全部の費用を合わせたら新築を購入できた」ということもあり得ます。
このように修理の手間や費用にうんざりしてしまい、中古物件の購入を後悔する方も多いです。
家族構成が変わった
中古住宅を購入した後に、家族構成が変わることはないとは言い切れません。
例えば、突然の離婚や家族の転勤、子供の一人暮らし、親の介護などがあります。
思いもよらぬ家族構成の変化により、住む人数が多くなったり、少なくなったりすることで困惑する方もいます。
家族構成の変化の中でも、「親の介護で実家に帰らなければいけない」「夫の転勤で引越しをしなければいけない」ケースが非常に多いです。
このように、いざという時に中古住宅を持っているとすぐ身動きが取れず、購入したことを後悔する方が多くいます。
また日本では近年、離婚する夫婦も増えてきており、結婚するタイミングで購入した家が重荷になる場合があります。
中古住宅の購入で後悔しないためには
これまで、中古住宅の購入で後悔したことについて紹介しました。
これらを踏まえて、中古住宅の購入で後悔しないために注意すべきポイントは以下の4つです。
- 住宅をしっかりとチェックする
- 余裕をもって費用を計算しておく
- 周辺の状況も確認しておく
- 将来設計をしておく
ここでは、上記4つの注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
住宅をしっかりとチェックする
購入した後に最も後悔しやすいポイントは「設備面」です。
住宅を内覧する際には細かいところまでチェックするようにしましょう。
中古住宅の利点としては、すでに建てられており、生活環境を隅々まで確認できるところです。
細かいところまで内覧時に確認しておかないと、損害箇所や故障箇所が酷くなり、自費で修理をしなくてはならない場合もあります。
そして設備等の細かいところは素人では分からないことも多いので、積極的に業者の方に質問することがおすすめです。
また複数の中古住宅を内覧して、比較検討を行う方が住宅の相場や状態の良さを知ることができます。
家の購入は一生に一度の買い物であり、今後住み続けるのであれば、後悔しないよう入念に隅々までチェックしておきましょう。
余裕をもって費用を計算しておく
中古住宅を購入するのであれば、基本的に約20〜35年はローンを支払い続けなければいけません。
そして継続的にローンを支払うことができず住宅の購入を後悔する方は多くいるため、購入前には必ず費用の計算をしておきましょう。
ローン返済額のほかにも管理費や光熱費、駐車場代などの関連費用も含めて計算するのがポイントです。
また購入時には、登記費用や仲介手数料、保険料、不動産取得税など、あらかじめ準備しておかなければならない費用もあります。
このように中古住宅を購入することになれば、毎年様々な諸費用がかかってしまいます。
購入前に費用の計算をしておき、予期せぬ事態が起きた時に焦らず余裕を持って対応できるようにしておきましょう。
周辺の状況も確認しておく
中古住宅を購入する際には、周囲の状況を確認しておくことも大切です。
例えば、近くのお店や施設、公共交通機関の有無などを確認しておきましょう。
インターネットで検索したり、業者の方に聞いたりすれば、ある程度分かります。
それでも不安な方は、現地に足を運び、実際に生活している近隣の人に尋ねてみることもおすすめです。
事前に近隣の人とのコミュニケーションも取れて、購入後の近隣トラブルも起こしにくくなるかもしれません。
また中古住宅であれば、地震や津波などの災害を気にする方も多いのではないでしょうか?
周辺地域の地盤やハザードマップ、災害時の避難場所も把握しておくことは命を守るためにも重要です。
物件ではなく、周辺の環境で後悔しないためにも、積極的に情報を集めるようにしましょう。
将来設計をしておく
中古住宅を購入する際には、人生設計をしておくことも重要です。
購入後に後悔することの一つとして、「家族構成が変わった」があげられました。
そのため出産や子供の進学、親の介護など、ある程度家族の将来について考えた上で物件を購入することをおすすめします。
人生は何が起きるか分からないので、綿密な計画を立てることは難しいと思います。
ですが、ある程度のライフプランを描いた上で物件を選ぶことができれば、購入後の後悔も少なくなるでしょう。
家購入は一生に一度の大きな買い物であり、人生においても大きな影響を与えます。
購入する前に自分自身や家族の人生について改めて考えた上で購入することを決めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
本記事では、
- 中古住宅を購入する理由
- 中古住宅の購入で後悔したこと
- 中古住宅の購入で後悔しないためのポイント
について解説しました。
やはり、中古住宅は新築住宅に比べて、「安い」という理由から購入を決める方は多いです。
しかし、中古住宅の購入に対して不安を抱えている方もいます。
そのような方は、今回紹介した後悔しないためのポイントを抑えて、中古住宅の購入を考えてみてください。
また、中古住宅の購入を考えている方は、江古田キャンパス不動産(江古田プランニング株式会社)にお問い合わせください。
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